10/2(木)・10/3(金)・10/6(月)の三日間で令和6年度決算の審査をします。私は委員長の立場での参加です。

10/2(木)・10/3(金)・10/6(月)の三日間で令和6年度決算の審査をします。私は委員長の立場での参加です。

沼津市議会の4会派(志政会、沼津志帥会、市民クラブ、公明党)で立ち上げた研究会(私も参加)から沼津市と沼津市立病院に対して「沼津市立病院及び沼津夜間救急医療センターの医療提供体制強化に向けた要望書」を提出。
その項目は、沼津市立病院については「診療報酬に対応した院内体制の研究」、「地域医療連携の強化」、「経営体制等の再検討」、「市外患者への対応」、「医師・看護師等の確保強化」の5項目。
沼津夜間救急医療センターに対しては「使途不明金の早期解明と情報公開」、「徹底した再発防止」、「3市3町による共同責任の徹底」の3項目です。
本件、静岡新聞さんが取り上げてくださっています。ありがとうございます。


3つ目のテーマとして、より良い投票環境の整備と選挙管理委員会事務局の体制について取り上げ。
投票環境について具体的に問うたのは「商業施設等への期日前投票所や共通投票所の設置について」。数年来求めてきた内容ですが、今回は次のような答弁をいただきました。
『施設の改修が不要な無線通信網を利用したネットワーク環境の整備について、先進事例を参考にネットワーク事業者等とセキュリティの確保を含めた実現可能性の検討を行っており、結果を踏まえて商業施設と協議を行っていく。』
『実施時期については現時点で明確に答えることはできないが、無線通信の環境整備には契約後、一定期間を要することも踏まえつつ、引き続き取り組んでいく。』
ようやく実現に向けて近づいてきた感じです。直近の選挙としては、来年の4月に予定されている沼津市長選挙があります。そこに間に合えば大変ありがたいです。
2つ目のテーマは「中学校部活動の地域展開(地域移行)」について。
中学校単位で行われてきた部活動を地域全体で支える仕組みに移行する「地域展開」は、国の制度として位置づけられ、全国で取組が進んでいます。
沼津市では、本年9月よりサッカーと陸上競技が活動開始。令和8年夏に野球・ソフトボール・剣道・バレーボール、令和9年夏以降にソフトテニスが地域展開される予定です。
展開にあたっては、多岐にわたる課題解決が必要であるため「教育的意義の継承」「新たな負担」「生徒の参加状況」「指導者の処遇」「個人情報の取扱い」「トラブル対応と責任の所在」について、考えを示した上で取組状況・課題認識・今後の対応を問いました。
その中から1点だけ。
静岡新聞さんが取り上げてくださいましたが、困窮世帯への対応に課題があります。
先行して地域展開が始まったサッカーは月額3,300円、陸上競技は1回1,000円の会費が設定されており、保護者から負担が大きくなった旨の声が聞かれています。
今回「現状は費用負担を理由に参加を断念したケースはない」旨の答弁がありましたが、今後そうしたケースも発生する恐れがあります。
そうしたことから「企業版ふるさと納税や民間企業との連携および地域の方々からの支援などによる、困窮世帯への支援制度の構築と財源確保」を求めました。
市からは『企業版ふるさと納税を含む市独自の支援制度と財源確保の方向性を見出していきたい』との答弁を受けています。
本テーマについては2016年6月にも一般質問で取り上げており、その際は「市内全域またはブロック単位での合同部活動の創設」や「地域・外部団体との連携による受け皿づくり」などを提言していました。
また、有志の校長先生方の協力を得ながら「部活動のあり方研究会」を開くなどもしましたが、新たな枠組みの実現には至りませんでした。
当時は叶わなかった取組が着実に進んでおり、とても感慨深いですし、頑張ってくださっている市の職員の皆さんや協力してくださっている方々に深く感謝しています。

1つ目のテーマは「障がい者歯科(※1)の医療提供体制」で、緊急の歯の痛みで家庭が混乱していても、治療まで数か月待機する状況を取り上げ。
静岡県では、軽度の方の診療・予防指導を担う「かかりつけ医」と、そこでは対応困難な患者を担当する「中核医療機関(※2)」で体制を構成しており、その中核医療機関では「口を開けられない・暴れてしまう・椅子に座れない」といった状況の患者を担当していますが、かかりつけ医の紹介から中核での初診まで数か月、さらに治療や手術まで追加で数か月を要するケースがあります。
こうした状況を改善するためには圏域全体での対応が必要であり、歯科医師会さんとの更なる連携・協力など多方面からの対策が必要となる旨、訴えました。
市からは次の答弁を受けています。課題解決に向けて進んでいくことを強く願っています。
『10月2日に開催される県主催の「令和7年度駿東田方圏域歯科会議(※3)」において、圏域のかかりつけ歯科医間の連携や中核医療機関との更なる連携、初診待機期間などの目標設定、共通のトリアージ方針の策定・公開のほか、かかりつけ歯科医の重要性や家庭での対応に関する周知について意見を述べ、課題を共有』
※1 障害者歯科
一般の歯科とは異なり、全身麻酔や行動調整などを行いながら治療する専門領域。
※2 中核医療機関
沼津市は駿東田方圏域(沼津市・三島市・御殿場市・裾野市・伊豆市・伊豆の国市・函南町・清水町・長泉町・小山町で構成)に属しており、その圏域での中核医療機関は、沼津市立病院・伊豆医療福祉センター・中伊豆リハビリテーションセンター・フジ虎ノ門整形外科病院の4つ。
※3 圏域歯科会議
駿東田方圏域の中核医療機関・歯科医師会・市町の担当部門が集まって、年1回開催。
1点目は「障がい者歯科医療」について。この用語、耳にしたことはありますでしょうか?
一般の歯科診療では対応が困難な患者さんに対する医療で、全身麻酔や行動調整などを行いながら治療する専門領域です。
現状、緊急の歯の痛みで家庭が混乱しても治療まで数か月待たなければならないケースも存在します。こうした状況を避けるための取組を(沼津市立病院を含む駿東田方圏域全体で)進める必要があります。
2点目は中学校部活動の地域展開について。部活動の地域展開(地域移行)に伴う課題解決を求めます。
3点目は商業施設等への期日前投票所や共通投票所の設置などを求める内容です。
9月24日(水)午後一番に登壇予定です。

9/10(水)の朝は小学校での読み聞かせ。集合場所の図書室に向かう時、沢っ子塾(と命名した放課後子ども教室=放課後の居場所)に参加してくれている子に読み聞かせがあることを伝えると、
「そうだ今日は読み聞かせだ!」
「なんでおれはこんなにボヤボヤしてたんだ!」
と言いながら教室に急ぎ向かっていきました。
子どもたち、何気に楽しみにしてくれているんですよね。朝から嬉しい気持ちにしてもらいました。
読み聞かせの後は議会の打ち合わせ。議会で取り上げる予定の内容について、市の方々と情報交換させてもらいました。ありがとうございました。

3日目の8/8(金)は石川県金沢市さまを訪問。
「通年議会」(=通年にわたって会期を設定し、いつでも議会を開催できる状態に置く制度)(沼津市議会では年4回の定例会と必要に応じた臨時議会を開く形です)や、議会と市民や団体等と行う「意見交換会」など、大変参考になりました。
金沢市議会さま、大変ありがとうございました。

2日目の8/7(木)は愛知県弥富市さま(日本一の金魚の産地)を訪問。
議員が市民の方々からテーマ(防災・財政/商工産業・農業/公共交通・環境/学校・生涯学習など)に沿って意見・質問・要望を伺う「議会カフェ」や、議員が市民の信頼を得て公平で民主的なまちづくりを進める土台となる「政治倫理規定=議員が取るべき(取らないべき)行動の基準」づくりなど、大変参考になりました。
弥富市議会さま、大変ありがとうございました。


初日の8/6(水)は、滋賀県米原市さまを訪問。
より有意義な一般質問(議員が市の考えを質したり提言すること)となるための通告(内容の事前届出)のやり方や委員間討議など、大変参考になりました。
米原市議会の皆さま、ありがとうございました。
