建設水道委員会の視察③

視察 3日目の訪問先は静岡県湖西市さま。「水道スマートメーターの活用」についてご教示いただきました。

水道スマートメーターは、通信機能を備えた水道メーターです。

水道使用状況の把握には検針員が現地で目視確認(=検針)するのが一般的ですが、スマートメーター設置により現地に行かなくてもリアルタイムにデータ取得でき、業務の効率化や漏水などの異常事態の早期発見が可能となります。

現状、静岡県内で水道スマートメーターの取り組みを進めているのは湖西市さんと静岡市さんのみ。湖西市さんでは、導入による付加価値を高めるために、高齢者の見守り・時間帯によりばらつきがある使用水量の平準化・使用量に基づいた適切な水道設備更新などに取り組まれていました。

沼津市では、2022年3月に「沼津市水道事業ビジョン」を見直す中で、中期的に「スマートメーター等の先端技術の活用」について検討・実施することが決まっています。本日の視察の成果を今後の取り組みに活かしていきます。

湖西市さんはトヨタグループ創始者の豊田佐吉翁が生まれたまち。市役所庁舎には湖西少年少女発明クラブの方々が復元した豊田式木製人力織機が展示されていました。

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